新人看護師が辞めた後の転職、再就職さがしについて
新人看護師が辞めた後
働き始めて1年目、新人看護師としてまだまだ覚えることも多いけれど、今の職場での人間関係が辛すぎて・・・
短期で辞めるのは避けた方が良いのは分かるけれど、心身ともに限界なら辞めた方が良いのかな・・・
と悩んでいる新人看護師さんも多いと思います。
実際、無理して働き続けて潰れてしまうのであれば、転職して働きやすい環境に身を置くことを優先した方が良いでしょう。
今の職場で頑張り続けて、環境が変わることが期待できるのであれば別ですが、そうしたことは稀です。
新人看護師が辞めて転職することは可能です。
長く働ける職場、しっかり学べる職場を見つけることが大切になります。
新人看護師が辞めた後の転職、再就職さがしについて解説をしています。
目次
新人看護師は辞めた後、転職先は見つかるの?
新人看護師として入職1年目、希望に満ちて働き始めたけれど、
・理想と現実とのギャップの大きさ
・プリセプターと性格が合わない
・ミスが多くて辛い
・看護師に向いていないと思う
・周囲からのプレッシャー
・激務で体力的に限界
といったことから、看護師を辞めたい・・・と悩んでいませんか?
最近では夜勤も始まり、さらにフラフラになっていて食欲も無い、睡眠もあまり取れていない、といったような状況であれば、辞めて環境を変えることを考えた方が良いかもしれません。
1年目の看護師だから、我慢して働き続けた方が良いということはありません。
職場を変えて自分らしく働き、活躍されている看護師さんはとても多いです。
実際、看護師1年目、10人に1人は辞めています。
短期間であれ、病院で働いた経験を活かして、次の職場で活躍することは可能です。
看護師1年目、新卒看護師でも転職は可能
看護師不足の状況もあり、経験の浅い看護師でも採用してもらえる病院、クリニック、訪問看護ステーション、介護施設は多々あります。
1年目の看護師であっても積極的に採用を行っている医療機関、介護施設を見つけることは可能です。
ホワイトな働き方ができる職場もあります。
毎日のように残業、日勤なのに夜の8時、9時といった長時間労働が慢性化していたような職場で働いている看護師さんは、体力的にも非常に厳しいのではないでしょうか。
精神的にもキツイですよね・・・
看護師1年目、新人看護師であっても転職することはできます。
問題は、転職して自分らしく働けるか、看護技術を身に付けられるか、といったことではないでしょうか。
新人看護師は転職先選びが超重要
看護師1年目、新人看護師が転職をする場合には、転職先選びがものすごく重要なことは、お分かりになると思います。
基礎からやり直したい場合。
患者さんをもっと大切にして寄り添った看護がしたい。
プライベートも大切にしながら働きたい、など次の職場に対しての希望も看護師さんそれぞれあると思います。
転職する場合に重要なのは、辞めたいと思った理由を次の職場で解消できることです。
今の職場、前の職場で何が原因で辞めたいと思ったのか、次の職場に対して何を求めるかを明確にすることが大切ですね。
転職して働き始めてみたら、同じような状況になってしまい、また辞めたいと思い始めて・・・といったことは避ける必要があります。
特に新人看護師が転職をする場合、看護技術が身に付いていないこともあり、学べる環境があることがとても重要になります。
新人看護師が職場を辞めた方が良い場合
看護師を辞めたい理由は、人それぞれ強度も違いますが、今の職場を辞めた方が良い場合があります。
入職して1ヵ月。
なんとなく職番に馴染めない、仕事が覚えられない、といった退職理由であれば、もう少し今の職場で頑張った方が良いかもしれません。
まだまだ周囲も本人も様子見な時期ですから、これから人間関係の本当のところが見えてくる時期だといって良いでしょう。
新人看護師が辞めた方が良い場合は、次のような場合です。
我慢して働き続けて、心身の調子を崩してしまう可能性も考えられます。
自分自身を守ることは大切なことです。
新人看護師でも辞めることを考えた方が良いケース
・いじめを受けている
・教育を受けられず放置
・聞いていた待遇と大幅に異なる
・労働基準法違反
・心身の調子を崩してしまった
といったようなケースです。
病院内で異動して労働環境が改善する場合には、相談してみるのが良いと思います。
しかし、上司に相談しても改善されないケースも残念ながらあります。
そのあたりは早めに見極めて、自分で環境を変えるために動くことが必要になるでしょう。
心身の調子を崩してしまうといったことは、勤務期間の長短に関わらず起こりうることです。
上司に退職のことを切り出しにくい場合には、病院を受診して診断書を貰ったり、先に休職期間を設けるなどすると退職しやすくなるでしょう。
1年目の看護師を積極的に採用する病院などは多い
看護師になって1年目、人によって退職を考える時期は異なると思いますが、1ヵ月、3ヵ月、半年など。
短期間での退職はデメリットもありますが、メリットもあります。
それは、まだまだまっさらな新人看護師ですから、柔軟に新しい環境に適応しやすいということです。
「前の職場でのやり方」
といったものが身に付いていません。
そうした点や、2つ目の職場ということで本人のやる気、将来性を買って積極的に採用を行っている病院などは多いです。
中途採用した看護師への教育制度を調べれば、どういったスタンスなのかもある程度、見えてきます。
ただ、ホームページ上に掲載された情報や口コでは、物足りない情報量かもしれません。
より詳しい職場の内部情報を得る方法として、看護師専門の転職エージェントの活用をおすすめしています。
新人看護師が辞めた後の転職活動に利用できる転職エージェント
新人看護師として転職をする場合、サポートが手厚い転職エージェントを利用されることをおすすめします。
次の転職先を慎重に決める必要がありますので、しっかりと手厚いサポートをしてもらう必要があります。
転職エージェントにも色々とあって、求人をどんどん紹介して短期間、早く転職先を見つけてもらう方針のところもあります。
(担当者のスタンスが問題の場合もありますが)
マイナビ看護師
マイナビ看護師は国内最大級の看護師求人・転職サイト、手厚いサポートでも定評があります。
大手の転職エージェントとして、首都圏、大阪、名古屋といった都市部の求人のみならず、地方の看護師求人もカバーしています。
求人数が多いということは、希望の条件で探しやすいということ。
また多くの看護師さんの転職支援をしていますから、キャリア相談や転職先選定のアドバイスが的確に貰えるというメリットもあります。
担当者によって転職支援の仕方も違うでしょうから、合わない担当者だと感じた場合には担当者の変更もしてもらうことが可能です。
マイナビ看護師は病院以外の求人が多いことも特徴です。
訪問看護や企業や保育施設など病院以外の求人も視野に入れている方は、ぜひ相談してみてください。
看護のお仕事
看護のお仕事は、業界トップクラスの求人を掲載。
情報収集にぴったりの転職エージェントです。
看護のお仕事の口コミも、
・親身に対応してくれた
・求人が多く希望条件で探してもらえた
・高待遇の求人が多かった
・内部情報を詳しく教えてもらえた
といったものが多く見られます。
サポートの熱心さは昔から好評です。
実際、コンサルタントも熱心に看護師さんの転職支援に取り組んでいる方が多いので、ぜひ相談されてみてはと思います。
新人看護師の転職先を選ぶ時のポイント
新人看護師として転職する場合、転職先選びでは次のようなポイントを重視して選ばれると良いでしょう。
・中途採用の看護師への研修・教育体制
・残業時間の長さ
・給与
・職場の雰囲気
やはり気になるのは、中途採用後の研修・教育体制、という看護師さんは多いのではないでしょうか。
職場の雰囲気なども重要なポイントになります。
できれば見学されると良いでしょう。
今はオンラインで対応してもらえるケースもありますので、転職エージェントの担当者に相談されると良いでしょう。
短期退職を何度も繰り返してしまうことだけは、避けたいですよね。
そのためには今の職場を辞めたい理由を明確にして、それを解消できる転職先を次の職場として選ぶことが必要になってきます。
新人看護師が仕事を辞める前に考えておきたい事
仕事を辞めようと思ったら、次のようなことは事前に考えておく必要があるでしょう。
・看護師の仕事は続けたいのか、看護師を辞めてしまいたいのか
・在職中に転職活動をするかどうか
・辞めたい理由(退職理由)
・次の職場への希望
・希望条件の優先順位
・転職活動の方法
などです。
看護師の仕事自体を続けるか、辞めるか、といったことに悩んでいる新人看護師さんもいるかもしれません。
看護師の資格を活かして働ける職場、仕事は多いです。
病院にこだわらず、訪問看護や企業で働くことも視野に入れて、検討することは可能です。
また辞めたい理由は、明確にしておきましょう。
そうすることで、次の職場選びに失敗する可能性を低く抑えることが出来ます。
辞めたい理由を明確にしないまま転職活動をしても、人手不足もあり転職は決まるかもしれません。
しかし、再び同じ理由で辞めたいと考えてしまっては、元も子もありません。
次の職場では長く働いて、しっかりとキャリアを積めるようにすることが大切になります。
新人看護師は短期退職を繰り返さないように注意する
看護師1年目で辞める人は、10人に1人くらいいます。
転職は一度経験すると敷居が下がります。
すると、また再び辛いことがあった場合に転職をして解決しようという心の動きになる可能性があります。
短期退職は1回目であれば、そこまで採用に影響することは少ないのですが、2回目、3回目ともなると、採用されにくくなってきてしまいます。
新人看護師など、経験が浅い時期に転職回数が多いと評価も厳しくなってきます。
短期離職を繰り返してしまうことがないように、転職先選びは慎重に行ってください。
新人看護師でも転職は可能
看護師は転職市場でも需要が高いため、新人看護師でも転職をすることは可能です。
その点は安心してください。
第二新卒看護師として積極的に採用と行っている病院などは多数あります。
転職サイトを利用して自分で探す方法もあります。
担当コンサルタントが付いて転職支援をしてくれるサービスも多いので、こちらも活用してみてください。
自分で職場探しをするよりも、詳細な職場の情報を教えてもらうことができますから、応募を検討しやすくなります。
知りたいことをコンサルタント経由で代わりに質問してもらうこともできます。
在職しながら転職活動をする方が多いと思います。
忙しい毎日の中で、転職活動の面倒なことの大部分を代わりに行ってくれる転職エージェントは多くのメリットがあります。
応募書類の添削、面接対策などもサポートしてもらえますので、利用された方が短期間で希望の転職先が見つかる可能性が高いです。
新人看護師が辞めた後、自分に合った職場を探す方法 まとめ
新人看護師が辞めた後、自分に合った職場を探す方法ということでご紹介をしてきました。
新人看護師だから、辞めずに3年は頑張った方が良い、ということはないと思います。
もちろん、漠然と今の職場が辛い、合わない先輩がいる、といったことであればすぐに「辞める」という選択肢を選ばずに、今の環境で働いた方が良いケースはあります。
周囲に相談することで改善できることもあるでしょう。
しかし、辞めた方が良い場合のケースもあります。
その場合には、自分に合った職場を探すために転職エージェントを活用して、情報収集をすることをおすすめしています。
転職エージェントは無料で活用できますし、情報収集だけでもOKです。
転職の選択肢がある、というだけでも気持ちが楽になる方もいるでしょう。
まずは相談から始めてみてはいかがでしょうか。